健康コラム『手技療法で毀されないために』を読んで

心も体もふわっとあったかくなるスマイル整体屋 直(ナオ)です。

今日は「なるほど」と私が感じた記事を紹介します。
いつも読ませて頂いている横浜の整体 愉和の清水先生の

ホームページにある健康コラムの記事からです。
コラムの内容は一度読んでみてください。お勧めします。

こちらに書かれていることは非常に深くいつも噛み締めながら
読ませてもらっています。
なお清水先生とは直接の面識はありませんが、整体の師である別所先生や
 清水先生に習われている方からよくお話は聞いております。)

なぜ手技療法で毀されるか?

紫鯨亭でもそういうケースに遭遇しています。
その場合は、厄介な状態になっていることも多いです。

誰も、毀そうとして毀しているわけではない・・、ハズですよね。
よくなってもらおう、喜んでもらおうと思っているはずなのです。
それなのに、なぜ毀すのか・・
どうも、自然の法則にのっとっていない
つまり、不自然なことをして治そうとしている所が多いので
はないかということを感じるのです。(愉和 健康コラムより引用)

そうなんですね。この不自然が一番問題だと私も感じます。
形あるものだけを見るのでこうなるのではないかと感じています。

清水先生は、「逆療法」と「順療法」という言葉で書いておられます。

大まかに言って、療法には「逆療法」と「順療法」があると思っています。
たとえば西洋医学は、熱を下げる、症状を抑える、数値を抑えるということなどで、
逆療法の代表格でしょう。

手技療法におきましても、コッているからそこをほぐす、ズレている骨が
あるからそれを衝撃を与えることによって戻すというのは、まさに逆療法
です。

発症した症状、発現したコリや歪みに対して、反対の作用を及ぼそうという行為を
するわけですから、「逆」以外のなにものでもありません。

すごく好きな例えなのでそのまま引用します。

たとえばの話ですが、つっかえ棒のかかった引き戸を開けるとき、どうにかして
力まかせに開けようとするのが逆療法と言えるかもしれません。
ですから多くの労力を必要とし、衝撃を必要とするわけです。
もともと丈夫なつくりだったら、それでも開けばなんとかなるでしょうけれど、
弱くなった引き戸だったら、もしかしたら壊れるかもしれません・・

逆に、「順療法」とは、そのつっかえ棒をはずすような手法といえるでしょう。
むしろつっかえ棒をはずしやすくするために、いったんは開けるよりも、さらに
閉じることの方が多いと言えましょう。
うまい具合に角度をとっていくと、スムーズに棒をはずせることができ、しかも
戸を傷めません。
すべてにムリ、ムダがなく、スムーズです。

私自身では、この基準では紫鯨亭は「順療法」ということになると思います。

もしもHPがあれば、それをしっかり読んでみることです。
特別な知識などなくても、「順療法」か「逆療法」かは読めばわかるハズです。
これで、最大限危険を回避することができます。
そして、施術の立処(心構え)が真摯なものであるか、文章の行間からにじみ出ているはずです。

“施術の立処(心構え)が真摯なもの”が伝わるように私も文章を
書いていきたいと
思います。