不思議について 〜整体屋の考察 その3 背景2〜

心も体もふわっとあったかくなるスマイル整体屋 直(ナオ)です。

多くの方から”不思議だ” “何なんですか?”と聞かれる
私が行っている整体(ヒーリング)について現時点で整理していることを
書きます。
今回シリーズでこれを書くことは相当考えましたが、キッチリ
一度書くことで
必要な方に情報が届くという思いで書きます。
(隔週予定のつもりが不定期になっています)

今回は、背景 その2から

背景 その2 職場復帰後の不思議体験

40歳での体調不良については、以下のところに詳しく書いています。

参考:職場復帰への道 私の休職から職場復帰までのお話し(サラリーマン時代)

復帰後は、漢方薬を服用しながら養生は続けていました。しかし
職場復帰する前に感じていて実行したのが呼吸の改善や体の使い方の根本変更でした。

このような考えになったのは、

・日常の中に因子が存在している。
・(意識・無意識に関わらず)そういう意識が存在したから出現した。
・俗にいう現在医療・運動理論やその周辺領域では人間を捉えられていない。

その中で、不思議な息遣いをする武術の存在でした。
それが「AIKI」という映画でした。

これは動機もなくたまたま見た映画でエンディングで実際の老年の方の
(当時は、大東流合気柔術 六方会 岡本正剛先生(2015年 平成27年 1月逝去)と知らず)
動きを見てすごい人がいるんやなあという程度でした。
それまでそういうものは全く興味がありませんでしたので。

それが急に頭の中に降ってきて、あれを稽古すれば体が変わるのでは
ないかと感じました。

復帰後に自身の体調を確認しながら、調べた結果、勤務先から少し
経路は外れますが、通勤経路の沿線に稽古場があることが確認できました。
一応、通勤経路なら負担が少ないので複数の武道やヨガ等も見学したのですが
しっくりくるものがなく、半年経過した年末にその稽古場を訪ねることにしました。

夜から始まる稽古場に到着するとその空間は、畳でいうと12畳弱でコンクリート製の
建物の3階で底冷えしていました。
先に稽古生の方々が各々稽古されていました。その日は5名ほどで全部で7名で
されていると当時のS支部長から聞かされました。
指導されていたのは、後から来られたH先生でした。
H先生は、先生は岡本先生だけなので”さん”付で呼ぶように言われたことが
強く印象に残っています。(この先、私の中ではH先生なのでそう書きます)

その稽古が他のところと全然違っていました。

一つの技をH先生が稽古生全員に掛けて”かわりばんこ”で一列に並んで
掛けていくというものでした。黒帯も白帯も同じ技をやるようで
不思議に感じました。(このことは後でわかるのですが)

H先生が成り立ちや岡本先生のこと、動機や今捉えている技法について
簡単に説明され、(正直内容的にはその時は全く理解できませんでした。
今でもほとんどできていないと思います。)
円や呼吸、天体や地球の動きを話されながら体験させてもらいました。
急にバランスが崩れたり、息ができなくなったりという本当にビックリ
するものばかりでした。

その中でH先生が
『杉村さん、その胸の氣の溜まりを取らないと大変なことになるよ。
 ここに来れば変わるよ』と言われました。

そのあとにもう入会する運びができてしまって、年明けから通うことになりました。

この言葉が数年後、不思議なことに結びつくとはこの時は知る由がありませんでした。

この後から不思議なことに出会うことになります。
(次回に続く)

あとがき

これについては、不思議としかいいようがありません。
H先生はじめ稽古場の先輩・後輩には感謝しています。
武術としては未だに下手の横好き程度で一向に上達しませんが、整体には
役立っていると感じることが多いです。
何回かに分けて、私が体験した武術を軸に不思議と整体のことを
書いていきたいと思います。

以前の記事
不思議について 〜整体屋から感じた潜象界への考察 その1〜

潜象界という感じについて 〜整体屋の考察その2 背景1〜