事例 土木建築作業での踏ん張りと隠れた打撲、セルフケア

心も体もふわっとあったかくなる心身の調律師 直(ナオ)です。

先日の施術会であった事例をご紹介します。

このようなケースでスッキリしないケースは、ご相談ください。

事例 土木建築作業での踏ん張りと隠れた打撲

60代男性
鉄筋を引っ張って踏ん張った後にギックリ腰の症状になる。
整形外科で痛み止めをもらうが効かなくて筋弛緩剤でだいぶましにはなったが
まだ残るとのこと

概要

主な要因

1 内転筋の痛み、脛骨腓骨の開きが残っていた。
→ 踏ん張ったことによる影響

2 ハムストリングスの打撲
→ 後日に太ももを打撲していた。(奥様の談)

3 両腕の筋緊張
→ 踏ん張ったことによる影響

施術概要

腸腰筋群にアプローチしつつ、脛骨腓骨の開きへの対応と
ハムストリングスへのお手当、骨盤・仙骨・背骨への調整
両腕の調整(鎖骨含む)

施術後

ヒアリング時の腰の重さ等がなくなる。

段階を追った説明についても納得された。

数種類のセルフケアをお伝えして終了

脛骨腓骨開き対応のセルフケア

今回は、このセルフケア無しで変化しましたが、簡単に家で可能なセルフケアをお伝えします。

足パー操法のセルフケア

膝下の2本の骨が開いた状態を改善することで
今回のような問題にも一定のケアができる可能性があります。

1.顔を上向き(仰向け)に寝て、両足指をじゃんけんの「パー」のように
足指を開いて
2.両足カカトを突き出して5〜10秒間、足指パーで維持します。
3.時間が過ぎたらパッと脱力。数回繰り返す。 
(参考:高橋迪雄氏 「正體術矯正法」、朱鯨亭「寝床体操4」)

これを毎日続けます。(できれば1日の終わり+気が付いた時に)

ひどく歪むと施術者の調整が必要になりますが、軽いものなら
このセルフケアでも変化していきます。

すべてこの例のようにとはいかないでしょうが、お試しくださいね。

参考:セルフケアを行う際の注意点