首の寝違いで横になって眠れない/簡単なセルフケア

心も体もふわっとあったかくなるスマイル整体師 直(ナオ)です

今日は、首の寝違い事例と簡単なセルフケア体操をお伝えします。

何度も着信があった携帯!

とある土曜日の夜、剣術の稽古が終わって携帯電話を見ると
大阪にお住まいの40代女性から何度も着信履歴がありました。
留守番電話には悲壮な声が録音されていました。

首の寝違いで横になって眠れない。

すぐに電話すると
一昨日の朝から首がおかしく、昨日の夜から激痛で横になって眠れない。
今日も近隣の整骨院等2件に行くがすぐ治らないと言われて、どうしようもない。
とのことでした。
すぐに自宅に戻り、大阪に向かいました。

なかなかの寝違い

とにかく痛くて横になれないので背もたれのある椅子での施術です。
共鳴法を中心に施術し、前腕の調整で少し痛みはマシになるものの
まだまだ首の痛みは残っています。

私の終電も迫っています。(焦)
こういう時に操法は焦ってはいけません。

答えは、肩甲骨 でした!

ここを調整すると楽になり、そのまま寝てもらいました。
翌日、本人から全く痛みがなくなったとお礼の電話があり一安心。

こういう時は、首をいじってもどうにもなりません。
寝違いは骨折りなところがありますね。

軽い首の寝違えセルフケア

もし軽い寝違えなら(この例は首の左側が痛いとして)

 1 左手の甲を下向きにして左前腕を右手で握り
 2 手首から肘にかけて右手で握りをズラしながら
(親指小指を挟む方向で)
   手首を外に回すのを20〜30回程度行う

これで楽になることがあります。(くれぐれも無理はしないでね。)
反対の手も同様にやっておきましょう。
前腕の2本の骨(橈骨と尺骨)を締める効果で筋肉等もゆるみ
痛みの軽減が期待できます。

体とお話も程よくゆるんだところで筆を置きます。
お読みいただき感謝します。
ごきげんよう。

参考:セルフケアを行う際の注意点