心も体もふわっとあったかくなるスマイル整体屋 直(ナオ)です。
実践・養生講座の記録から
第1回 「こころ」と「からだ」の不思議
第3回 学習すること 〜自分が望む人生を歩むための道しるべ〜
第4回 生きるとは、環境と関わること
今回(第5回)の講義メモは、
養生食、万歳!!
を紹介します。
今、何らかの病気になっていたり、長らく入院や通院している方、調子が悪く
仕事や職場・学校に行けなくなっている方に読んでもらって
感じていただけると変化へのヒントがあると思います。
紫鯨亭では自身の経験や整体・その周辺領域を通じて、施術とともに
この内容等をベースにカウンセリングも適宜行っています。
伝統食の力 ”スーパーマンの食生活”
・車夫「ベルツの日記」より
米、大麦、ジャガイモ、栗、百合根。を食べていた。
肉を食べると走れない。
→肉を食べさせたら疲労が激しいので、肉は勘弁してくれと言ったという記録がある(直)
・海女
芋、麦を主食とし、大豆、ごま、野菜、海の幸、人参。を食べていた。
甘いものはとらない。(推薦時に腹が苦しくなる)
睡眠は20時過ぎに就寝。
・名張毒ぶどう酒事件の生存者
玄米食、自然食者 → 敏感に反応 → 吐いた
・武田軍の兵 → 玄米と梅干し
食材を選ぶ(例:玄米)
・命あるもの。なるべく新鮮(旬)なもの。(土に埋めると芽を出すもの)
・一物全体(精白→玄米)丸ごと食べる。
⇔ 一部をとる。=カタヨル 加工時にビタミンや食物繊維がなくなりがち。
・無農薬 ・栽培条件
・身土不二(自給率低下と国民の健康危機)→ 一心同体
⇔遠くから時間をかけて運んでくる。新鮮でなく栄養価低い。変質(例 紫外線照射)
例 有田のみかん → カビが生える
と
米国産オレンジ → 船で数ヶ月。→ ポスト・ハーベスト
避けるもの : 農薬、食品添加物、精製食品(特に砂糖、精製塩)
控えるもの : 油、肉、酒
よく噛めよ食べ物を ー 口の役割 ー
・歯形からみる人間の食性 → 歯の本数や種類を見ると、草食向けである。(直メモ)
・食べることは大部分化学反応である。
・人間の唾液にだけアミラーゼ(糖質分解酵素)がある意味
→デンプンをとかす
・飢えから解き放たれた時、人間は噛むことを放棄した。
・文明食(動物食)と文明病、環境破壊
・良く噛むことは健康の条件
α波が増える、脳の活性化、パロチン※の分泌増加、
飢えや虫歯になりにくくなる、歯並びが良くなる・・・
雑感
今回の内容は食習慣そのものです。
食べ物を選ぶ+腹八分目が大切だと考えます(直メモ)。
食の影響はものすごく大きいです。
大地や水との関わり=地球との関わりだと感じます。
食物への適応は、エスキモー等を例にみると万年単位と思います。
選ばなければ心身ともに難しことが起きてくる(すでに起きている)
私が最近気になっているのは、F1の種からできている作物です。
種の問題は深刻かもしれないと思っています。
この時のメモでは、人の噛む回数を調べた(推測)記録があり
(出典の記録なし。あくまでメモです)
源氏 189回/一口
平氏 69回/一口
また
邪馬台国(もち米のこわ米) 3,500回/1食
徳川家康 1,012回/1食
戦前 1,096回/1食
学校給食 6〜700回/1食
今はもっと少ないかもしれません。
進化か退化かはわかりませんが
人はSFでの宇宙人に向かっているのかもしれませんね。
(健康ならいいのですが・・・)
※パロチン
耳下腺から分泌される唾液腺ホルモンの一種で,脂質を含むポリペプチド。
緒方知三郎らによって発見され,骨と歯牙の石灰沈着および骨端軟骨の増殖を
促す因子といわれている。
2007年5月10日 実践・養生講義 自身のメモ より