心も体もふわっとあったかくなるスマイル整体屋 直(ナオ)です。
前回のメルマガ(byオレンジメール)について読者の方から
2つの質問をいただいています。
現在社会のパラダイムシフトの必要性 バクスター氏の不思議な実験から紐解く
・バクスター氏の実験とはどういうものだったのか?
・パラダイムシフトとはどういうものなのか?
です。
確かに少し記述が少なかったと思いますので
この2点について解説+私の見解を書いておきます。
バクスター氏の実験とはどういうものだったのか?
クリーヴ・バクスター氏
嘘発見機の第一人者。元CIAの尋問官。
ポリグラフ検査官養成学校を経営する傍ら植物が
人や動物の感情に反応するという現象「バクスター効果」を
2年間の観察結果をもとに発表(1968年)し
各界に波紋を投げかける。(著者紹介抜粋)
これについては、多くの実験が行われていますが
私が要約して解説するのは
・ドラセナの実験
最初のきっかけになった植物への電極実験
・小エビの死に反応するかの実験
です。
・ドラセナ(観葉植物)の実験
休憩していてふっと鉢植えに水をやりながら根から葉までの水の上昇速度を
測定することは可能だろうかという疑問からポリグラフ検査感養成学校の
校長だったのでポリグラフがたくさん手元にあったので機器を取り付けた。
その時に人間のポリグラフでは恐怖の反応に似た波形が観測された。
その時に植物を脅かすにはマッチを持ってきて電極部分を焼いてみようと
思った瞬間にポリグラフが大きく反応するということが起きた。
このことが大きな発見の始まりです。
・小エビの死に反応するかの実験
人間の干渉の可能性を廃して実験装置で小エビの死と植物の関係を実験すると
統計的に有意な確率で反応した。
これらのことから植物が周囲の人間の意図や感情に電気的反応を示すことを
発見した。
パラダイムシフト(転換)とはどういうものなのか?
これについては色々な解説がありますが私が明確に
認識したのは「7つの習慣」というもので2001年に
読んだものです。
その中からまとめると
パラダイムとはギリシア語由来で元々は科学用語であったが、近年は
一般的に”世界を見る見方”であり、私たちの認識、理解、解釈を
決めるものとされています。
パラダイムシフトは、トーマス・グーンという学者が
「科学革命の構造」という著書で使ったのが最初とのことです。
この著作の中に例として天動説・地動説の流れやニュートンから
アインシュタインという流れが紹介されています。
またモノクロの絵を見て見ると若い女性に見えたり老婆に
見えたりするのを使って説明しています。
ここで示しているのは、ハーバード・ビジネス・スクールの演習として
半分に若い女性の絵を配り、残りに老婆の絵を配布して同じ絵を見せる
という実験を行なった。この絵を見たときに同じ事実を見ながらも違う意見を持ち、しかもその両方共が正しいことがあり得るという事実を証明している。最初は発展性のない議論が続いたがお互いの絵を見ながら冷静にコミュニケーションをとることで両方のイメージが重なり、相手方の見方を理解できるという認識の転換を経験した。しかしながら、その絵から一度視線を外し戻すと、最初の条件付けを受けた絵の認識に戻ってしまう。
時間があればgoogle検索「7つの習慣 パラダイム 絵」で絵を見てください。
先ほどの実験で大切なことはお互いにコミュニケーションをとった結果、「ああ、なるほど」と違う解釈で絵が見れるようになったまさにその瞬間です。
この”なるほど”がない世界は恐ろしい感じがします。
今の流れは、この”なるほど”が起きることができないほど対立が深まる流れにあります。
また、科学的と言われるものがあるから大丈夫という人間の過信というかあなた任せのところも
こういう転換が必要だと感じます。
コメントを残す