現在社会のパラダイムシフトの必要性 バクスター氏の不思議な実験から紐解く

心も体もふわっとあったかくなるスマイル整体屋 直(ナオ)です。

最近ある機会があって以前読んでいた書籍を改めて読み返して
今の社会の現状と合わせて感じたことを書きます。
一見関係ないように見えて、根っこではわたしが取り組んでいる
心身のことにも大きく関わってきます。

植物は気づいている―バクスター氏の不思議な実験

わたしが読んだ本は

植物は気づいている―バクスター氏の不思議な実験

です。

内容を一文で述べると植物や動物が原子的知覚とバイオコミュニケーションの能力を
有しているというものです。

この中の一部は、からだ楽々教室の中でもよくお話しします。

今の世の中で起こっていること

昨年後半から顕著に出ている変化は、バクスター氏の書籍の中にある
「意識」ではないかということです。

わたしが言いたいのは、意識研究においては、無意識のうちに自分の意図を
伝達してしまうかもしれず、そのことによって実験結果が変化してしまう
可能性があるということだ。

無意識が世界の中を変えようとしている。
特に対立を煽る構図は、何かから目を逸らさせることではないのかと。

科学的怠惰と民衆の政治的怠惰は同じ根っこなのではないか?

この書籍の中でも語られているが、その時の科学にとって不都合なものは叩かれてきた。
ガリレオと同じことでしょう。
このバクスター氏の取り組みは、物理学でいうとニュートン学説から相対性理論と
量子理論の登場で変化してきたのと同じと思います。

原子的知覚、バイオコミュ二ケーションの研究と同様に科学者と言われる人たちと
同じようなことが政治屋に起きていて、都合の悪い真実を葬り去るように
ポピュリズムを都合よく選択して使っていると感じます。

訳者(穂積由利子さん)あとがきで成木責め(なりき)について触れられています。

これは実のなる果樹の中で長い期間実をつけない果樹に刃物を当てて
「実をならせなければ、切ってしまうぞ」と脅かすと切られては大変だということで
実がなるとのことです。

これは脅かすという対立の構図で動いています。

知恵があったのに忘れ去られているというか不都合な現実を論理や科学というもので
駆逐するのは見えない力が働いている。ような気がします。

対立でなく、多様性を認める寛容な意識や心がお互いの成長や発展を認めることにより
大きな愛に包まれながら暮らしていくことが今の問題を解決できるある意味唯一の
人類の選択だと感じています。

最後に訳者のあとがきの言葉を添えておきます。

人が本気で木と会話していた時代は、手の届かないほど遠い過去ではなかったようである。
そして、現在でも盛んに行われている四季折々の祭りや行事にしても、「自然には心がある」
ことが、少なくともどこかで信じられ、意識されているはずだと思う。
そうでなければ、どんなに贅を凝らして見ても、たちまち浅い次元での娯楽と化し、形骸化して
それこそ命のないものになってしまうだろう。

 

 

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