レディメイドと大地からのオーダーメイド 〜あるカフェの会話から〜

心も体もふわっとあったかくなるスマイル整体屋 直(ナオ)です。

今回の話題は、カフェでの話で大切に感じたことを書きます。

名張のとあるカフェで

骨休みの午後に名張のとあるカフェで
本を読みながら聞くともなしに聞いていました。

何かの地元のイベントへの提供の依頼のようでした。
イベント関係者の方とカフェのメンバーの方のお話が聞こえてきます。

イベント関係者は、地元の食材を使って地元の店に料理等を提供してもらう
企画のお話をされていました。ある程度のまとまった数と事前のメニューの
情報も必要な話ぶりでした。

それに答えてこのカフェの方が話されていた内容がすごく心に響きました。
このカフェで提供しているランチは、地元の小さな農家さんから提供されている。
量は多くない。
旬のもので作るので野菜の確保が決まってからランチメニューを
作られるとのことでした。(確か1週間前)

もちろんカレー等はメニュー固定で提供されています。

レディ・メイドに慣らされている!

この話を聞いてふっと思ったのは、我々が如何にレディ・メイド(既製)に
慣らされているかと
感じたことです。
ここではランチメニューも固定でなく、旬のある程度の量が確保できるものが
わかってから
メニューを考えられるというプロセスです。

この時は、お店の人が店舗の人数や規模が小さいということも仰っていたようですが
このやり方がある意味本物のように感じました。(三方よしの感覚です)
これは大地からのオーダーメイドと思いました。
これからの社会は、この感覚を大切にしていきたいですね。

自然なオーダー・メイドが大切と考えます。

紫鯨亭もこのランチと似ています。
技術の特性上、現在3つの予約枠は設けていますが、内容について
固定のメニューは
敢えて設けていません。

それは、お一人お一人違うから。
レディ・メイドの考え方では難しいです。

オーダー・メイド(カスタム・メイド)で取り組むということが信条です。
このあたりのところも予約する前にわかりやすく説明できればと思案しています。