心も体もふわっとあったかくなるスマイル整体師 直(ナオ)です。
和装の効用といっても着物を着ることではないです。
以前より自分で効果を検証している
たすき掛け、脚絆、手甲 についてのお話しです。
和の着装には意味があった
整体に取り組んでいて多くの方々の日常動作で問題になるのは
・両腕(肘の下)の骨(橈骨、尺骨)の開き
・両脚(膝の下)の骨(脛骨、腓骨)の開き
・両肩の前脱(肩が前になる、巻き込んでくる) です。
もちろんセルフケアで改善していくことはできますが
日常生活の中で何か改善できる良いものはないかと探していました。
一昨年よりご縁があって剣術(新陰流兵法)を稽古しておりますが
その時に袋竹刀が手首に当たった時の擦れ防止に手甲を着装しています。
その時に稽古後に腕の疲れが少ないことに気づき検証をはじめました。
手甲で実際使っているのは、以下のものです。
汚れ、外傷、寒さ、日射などから肌や体を守るために、上腕から手首や手の甲までを覆うようにして装着する、革や布で出来た装身具のこと。(wikipedia引用)
整体や他の作業の時に使うようになり、疲労度が大幅に改善されました。
これは、腕の2本の骨が開くのを防ぐ効果があるようです。
着けているだけでセルフケアになる。先人の知恵は、すごいですね。
たすき掛け、脚絆、手甲 の効用
それと同時期にたすき掛け、脚絆も試しました。
これも予想を超える効果でした。
特にトレッッキングで長時間歩く時に脚絆をつけると
疲労の加減が全然違います。
たすき掛けは、肩甲骨を引き寄せる作用で肩こりなどの
軽減にもなりそうです。
脚絆は、脚の2本の骨が開くのを防ぐ効果があります。
脚絆(ゲートル)は、うっ血効果も記述がありますが
付けている感じでは、骨の開きに対する効果の方が
大きい気がしています。
何れにしても材質は、ゴムでなく布がいいようです。
私の場合、手甲と脚絆は作業服関連のお店で購入し
たすきは、和装の腰紐を流用しています。
機会があれば、一度お試しください。