体験例 足首の靭帯損傷(靭帯部分裂傷)後の対応

心も体もふわっとあったかくなるスマイル整体屋 直(ナオ)です。

10月下旬に体育の授業で右足首の靭帯を損傷と診断を受け、スポーツ専門の
整形外科で
処置された後に12月初旬に施術させて頂いた高校生のお話です。

体育の授業で足首の靭帯損傷

以前ブログで紹介した方です。
( 
セルフケア 肘痛としびれ 〜高校生のラガーマン〜 )

詳細を書いても良いとのご返事を頂いたので改めて記事にしています。

11月初めに連絡があり、10月下旬に右足首の靭帯を損傷と診断を受け、
その後スポーツ専門の整形外科でギプスを使用して長期間固定
処置されました。

12月初めにギブスが取れるとすぐに連絡がありご自宅に出張で伺いました。
整形外科の先生からは、お風呂で動かすように指示があったとのことです。
また、まだくっつきが弱いところがあるので無理をしないように注意が
あったと聞きました。
合わせて12月初旬に1ヶ月程度海外に行かれるとのこと。

現状を確認すると
・足首の強い痛み(結構腫れています)
・背中の痛み があり、首も痛いとのことです。(打撲の感じでした)

まずは、足首の調整からスタート。
共鳴点の調整で痛みは
ほとんどなくなりました。
この症状に合わせたセルフケアをお伝えしました。
(後で公開できるものを書いておきます)
足首を背屈した時にまだ痛みが出るので細かい調整でその症状もなくなりました。
併せて最近取り組んでいる操法を使い、痛みだけでなく可動域も大幅に改善され
腫れも若干収まりました。

また、背中の調整をすると背中・首の痛みもなくなりました。

海外へ行かれることもあり念のため翌日出張施術に行きました。
前日にお伝えした足首のセルフケアは効果があったようです。
ご本人もびっくりしておられました。
足首の一部可動域調整で痛み・可動域ともほぼ問題なくなりました。
腫れもほとんどない状態です。
丹念に確認することが大事ですね。
ご本人の自然治癒力を引き出せた良い例と思います。

長期滞在時にセルフケアでもうまくいかないことに備えて
遠隔についてもお話して旅立ってもらいました。
(ご本人・ご家族とも遠隔に興味津々でした。笑)
結果的にしなくて済みました。

足首の動きが悪い時のセルフケア

今回の事例では、何種類かのセルフケアを組み合わせて毎日実行でお願いしました。

その中で今回紹介するのは、以前にも公開した足首に対応したセルフケアです。

1 動きが悪い足首の動きを確認します。
 (痛みがひどかったりしたら無理はしないように)

2 同じ側の手の小指の第1関節をそっと触ってみます。
  痛かったり、硬かったり、ピリピリしたり何か感じるかもしれません。
  その感触を確かめてから次に移ります。

3 同じ側の手の小指の第1関節を反対の手の指の腹で上下、左右で
  ごく軽く触れます。
  感覚的には鳥の羽が関節に触れている感じです。
  痛かったり、硬かったり、ピリピリを感じたらそれが少し収まるまで。
  感じなければ時間にすると約2分位上下、左右にじっと触れておきます。

4 触れるのが終わったら、1で行った足首の感じと比べてみてください。

これでうまくいくと調子を整えることができます。
ひどく歪むと施術者の調整が必要になりますが、軽いものなら
このセルフケアでも変化していきます。

一度試してみてください。

参考:セルフケアの注意点