赤目養生所の食材 〜自身のメモ〜 養生講座の記録から(No.9)

心も体もふわっとあったかくなるスマイル整体屋 直(ナオ)です。

今回(第9回)の講義メモは、

赤目養生所の食材(情報は、2007年当時)

を紹介します。

今、何らかの病気になっていたり、長らく入院や通院している方、調子が悪く
仕事や職場・学校に行けなくなっている方に読んでもらって
感じていただけると変化へのヒントがあると思います。

紫鯨亭では自身の経験や整体・その周辺領域を通じて、施術とともに
この内容等をベースにカウンセリングも適宜行っています。

化学薬品を栽培、蓄養に用いていない、あるいは
汚染されていないことを何よりも優先する。

食材は元来天然物であり、それに近い物ほど栄養価が高く、味がよい。
加工品はなるべく避け、必要なもの(豆腐※1など)も無添加に近いものを求める。

手に入れやすく、毎日食べられるものをおいしく
食べていただけるよう工夫する。

いわゆる高級食材は使わない。

食材について

①米

無農薬米。米保冷庫で保管。 

②野菜、果物

上記条件に加え、なるべく近郊で生産された新鮮なものを使う。
季楽農園※2、愛農学園(ハラペコあおむし)、安部田しぜん市(当時)の
一部生産者、ばんじろう村(和歌山)の有機無農薬産物を基本とする。
以上で手に入らず、どうしても必要な種類のみ、四つ葉※3、ジャスコ・アピタの
有機、ジャスコの「グリーンアイ」ブランドを用いる。

③魚介類、昆布類

上記条件に則り、天然魚のみとする。
(日本国内および東南アジアの養殖は、えさや蓄養環境が不健康)
アサリ、シジミなど、陸地近くの海底で取れる種は、陸地の影響が極めて
大きく、実際、貝毒の発生は近年激増していることから、避ける。
「一物全体」の考えに則り、丸ごと食べられる旬のものを中心とする。
海から遠い当地(名張)の地理的条件により、新鮮なものを安価で手に入れることは
困難なので、冷凍物を使う。
鮮魚にトロ箱ごとに振りかけられる酸化防止剤は、後からわれわれは判定できない。
冷凍技術の向上により、解凍をきちんとすれば質的に鮮魚に劣らない。
信頼できる、産地に近い水産業者の冷凍ものは、鮮度、味とも良好で、比較的安価である。
事前に調理法を考えることが出来、バリエーションが広がるのも利点である。

青色色素※4を使った「じゃこ」の使用禁止
調味液※5を使う明太子・たらこの使用禁止

④鶏卵、肉類

鶏卵は養生所内※6の産物を基本とする。
足りない時のみ石井農園(月ヶ瀬)ほかnonGM※7飼料飼育使用先。

鶏肉はトキワ養鶏(青森 nonGM飼料飼育)の廃鶏肉(親鳥)。

→通常は、トウモロコシ・大豆のカス(輸入)、GM作物(直)

⑤その他の食材、加工品

味噌、小麦:国内産の無農薬有機栽培もの。
調味料(天然塩、黒砂糖、醤油、味醂)
:急速醸造、化学精製、添加物、GM材料を使わないもの

豆腐、高野豆腐※1
:国産大豆を使用。にがり、MgCl2、CaCl
2以外の合成凝固剤、消泡剤不使用。

油揚げ、厚揚げ:豆腐の条件に加えnonGM菜種油使用。

きのこ類:無農薬。特に椎茸は原木栽培、さらに干し椎茸は天日干し。

牛乳:超高温殺菌のものは使わない。nonGM飼育牛。

油:nonGM一番搾り菜種油・ごま油。有機オリーブ油。動物脂不使用。

麺類:金子製麺(神奈川。国産無農薬小麦使用乾麺)

茶:月ヶ瀬健康茶園(無農薬焙じ茶番茶)→私は3年番茶をよく飲みますね(直)

加工品(かまぼこ、ちくわ、ハム、ベーコン)の使用中止。
(添加物不使用は特に手に入りにくい)

雑感

今回の内容は、”食材を選ぶ”です。

最近は、マルシェ等食材の販売先も良いものが多いです。
道の駅等については、見極めも大切と感じています。

私自身は、このようなことで助かりましたので意識はしています。
家族の考え方もあり全て実践しているわけではないです。
できる限り調味料はそのようにしています。
可能であれば調味料からというのが私のオススメです。

今回で最終回としますが、断片的なメモはまた機会を見て紹介したいと
思います。

→(直)
※1:無農薬はない。
※3:生産者グループ
※4:青色色素を使用していないのはほとんどない
※5:調味液を使用していないのはほとんどない
※6:養生所内で飼っていました。
※7:nonGMとは、非遺伝子組み換えの意味。

2007年5月31日 実践・養生講義 自身のメモ より

実践・養生講座の記録から
 第1回 「こころ」と「からだ」の不思議

 第2回 こころの養生  〜考えないで感じてみましょう〜

 第3回 学習すること 〜自分が望む人生を歩むための道しるべ〜

 第4回 生きるとは、環境と関わること

 第5回 養生食、万歳!!

 第6回 使わねば衰える 〜からだを使おう〜

 第7回 こころの養生 〜慣れる〜

 第8回 発酵 〜微生物を生かす知恵〜